應科院はCAV計画を発表
年内にも西九文化区で自動運転バス走行予定
政府によるスマートシティー化計画のため、香港應用科技研究院(以下、應科院)は昨年、「スマート・モビリティ・テクノロジー連盟」を発足、研究や産業など多方面の協力を強化してきた。連盟の1周年を記念し、應科院は15日自動運転車(CAV)の研究結果を報告し、法律や基本的な設備、研究開発や試運転など5つの課題を発表した。
應科院のGM・葉成輝氏は、すでに80機構からなるメンバーでさまざまなIoT(C-V2X)技術に関する研究を行い、サイエンスパーク、ウエストカオルーンディストリクトなど10ヶ所で90万キロの走行テストを完了し、重要な分析結果を得たと発表。
中でも、5G技術を融合させたIoT技術は実際の走行に成功しており、年内にも西九文化区を自動運転バスが走行する計画だ。
今回のCAV計画の中で、無人車と有人車が同時に走行する青写真を描くためには、
1 政策と法律
2 基礎設備
3 研究開発とテスト
4 人材供給
5 資金と商業化
上記5つの課題がある。
また、広東ー香港ーマカオをつなぐ大湾区においてもスマート交通計画を実現する見込みであると発表した。
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