【香港ローカル ニュース Vol. 172】

陳茂波氏:外部環境に大きな変化がなければ、より高い経済成長率が達成可能である

財務長官の陳茂波氏は、「第1四半期の香港経済の成長率は2.7%で、4四半期連続の減少に歯止めがかかった」と述べました。 当局は先の予算で、今年全体の経済成長率を3.5~5.5%と予測しており、「外部環境に大きな変化がなければ、予測範囲内で高い成長率を達成することが可能である」としました。

立法院の財政問題パネルに出席した陳氏は、今年第2四半期の経済成長は良好な勢いを維持し、観光客の到着数がさらに増加し、小売売上高も継続的に上昇したが、輸出額は依然として減少していることに言及しました。 先週金曜日の時点で、香港の株価は昨年末を約4%下回り、1日の平均売買高も減少しています。 不動産市場は今年最初の5ヶ月で昨年より回復しましたが、取引件数は2013年から2020年の平均を下回っています。

しかし、外部環境は厳しく、米国は6月中旬に再利上げを実施し、その後もしばらくは金利が高止まりする可能性が高く、また欧州の地政学的な問題もあります。  IMFも世界経済の成長率を2.8%に引き下げ、「今年のハードランディングのリスクが高くなった」と言及しています。

ニュースソース:

https://news.mingpao.com/pns/%e7%b6%93%e6%bf%9f/article/20230529/s00004/1685293889814/google%e5%9f%b9%e8%82%b2%e4%ba%ba%e6%89%8d-%e5%8a%a9%e6%b8%af%e6%8b%93%e6%99%ba%e6%85%a7%e6%95%b8%e7%a2%bc%e5%9f%8e%e5%b8%82