【香港ローカル ニュース Vol. 146】
香港エクスプレス、来年 3 月にコロナ流行前のキャパシティに戻る見込み。キャセイ・パシフィック航空より 1 年半以上早く
キャセイ・パシフィック航空 (証券コード:00293) は25 日、 アナリスト 向け説明会を開催し、キャセイ・パシフィック航空の次期 CEO であるリン・シャオボ氏は、同社の格安航空会社である香港エクスプレス (HK Express) が 2023 年 3 月にコロナ流行前のキャパシティに戻ることができると発表しました。これは、来年末までにコロナ流行前の 70% に回復し、2024 年末までに完全に回復する見込みというキャセイ・パシフィックの目標よりも大幅に高い数字です。
リン・シャオボ氏は、「本土の防疫措置の影響により、キャセイパシフィック航空は本土発着便を自由に増やすことができない」と説明し、現在、香港と上海間のフライトは週に 1 便しかありません。便数を増加するためには、中国本土当局の承認が必要であり、流行防止措置によって制限されています。
今後、本土へのフライト数を増やすか、海外からの乗客が香港経由で本土に戻ることが許可されない限り、本土への旅客数は大幅に増加しないと予想されます。
キャセイパシフィック:7月以来、1,800人の新規雇用。香港エクスプレスの主な顧客は香港人であり、急速な回復に寄与している
一方、リン・シャオボ氏は、「格安航空会社であり、キャパシティが少ない香港エクスプレスと、キャセイパシフィック航空を単純に比較するのは不公平である」と述べました。 さらに重要なことは、コロナ流行前には多くの乗り継ぎ客がいたキャセイパシフィック航空とは異なり、香港エクスプレスの主な顧客は香港人です。
香港エクスプレスは、10 月末までに香港発着で12 の目的地を結ぶ路線を運航しています。 また、オーストラリアのアリス・スプリングス砂漠を拠点としていた香港エクスプレスの旅客機10機のうち5機を10月に香港に戻し、残りの5機も11月に配備する予定です。
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