【香港ローカル ニュース Vol. 136】
産業博覧会ショッピングフェスティバルの閉会式には多くの人が訪れ、総売上高は6,000万香港ドルに到達
9月12日、「2022香港産業博覧会ショッピングフェスティバル」が終了しました。 最終日は、最後のチャンスとばかりに多くの人が買い物に訪れ、一時は会場の外で1,000人近い入場待ちの行列ができたほどです。 出展者からは、今年のビジネスは期待したほどではなく、前年の2割から3割程度の売り上げにとどまったという声も聞かれました。 しかし、中には予算の倍以上の7,000香港ドルもの買い物をした人もいたとの事です。 イベントを主催したCMAによると、12日の午後4時現在で、参加者は6万人近く、総売上は約6,000万香港ドルと、予想通りの結果だったとの事です。
今年のフェアは、引き続きランタオ島のAsia World-Expoで開催され、12日がフェア最終日、翌日が中秋節ということもあり、多くの人が訪れました。調理済み食品を販売する出展者の中には、午後3時には売り切れてしまい、早々に出店を終了したところもありました。 イベントを担当した林氏は、「最初の2日間は十分な商品を用意したが、先月のFood Expoほど売れ行きが良くなかったため、最終日は商品を少なめに用意した。また、今年は景気が悪く、前年の2〜3割しか売れなかった」との事です。また今年は昨年よりも景気が悪く、クーポン券を使い切った人が多く、消費意欲に影響があったと考えられます。
香港製造業者協会の史立徳会長は、「最近のコロナ流行の浮き沈みにもかかわらず、香港の経済が順調に回復し、消費者心理が改善されていることを反映して、人々の熱意が冷めることはなかった」と述べました。 これは、CMAの次の2大イベントである第9回香港フードカーニバルと第56回香港ブランド&プロダクツエキスポに大きな弾みをつけるものと言えそうです。
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