【香港ローカル ニュース Vol. 134】
陳茂波氏:香港ドル売却は資本流出ではない
財務長官陳茂波氏はブログで、「米国がさらに利上げを進めれば、キャリートレードや香港ドル売りが再開する可能性もあり、香港金利上昇圧力も強まるだろうが、香港ドル売りは資本流出と同じではないので、香港の金融と通貨の安定にとっては影響しない」と述べました。
香港と米国の金利差がわずかに縮小したため、市場での香港ドルの売りは最近わずかに減少し、香港の為替レートは、 1 米ドルあたり 7.85 香港ドルをわずかに上回りました。市場は再び米国の金利を急激に引き上げると予想されており、キャリートレード活動の新たなラウンドにつながる可能性があり、再び売り圧力がかかると予想されます。また高い対外インフレ、世界経済の弱体化、利上げの不安が香港経済のモメンタムを弱めています。
一方で、コロナウイルスの流行が繰り返しエスカレートしているため、市場は経済の見通しを懸念しています。香港は本土との通関手続きの再開を加速する必要があり、さらに重要なことに、国際市場との往来の利便性をできるだけ早く強化する必要があり、企業は香港で事業を継続し、投資を続けます。
ニュースソース:http://aastock.hk/tc/stocks/news/aafn-con/NOW.1208761/latest-news/HK6