【香港ローカル ニュース Vol. 129】
香港と海外の通関、11月にデッドライン
行政会議召集人の葉劉淑儀は昨日、「香港で現在最も重要なことは通関である」と率直に述べました。金融機関は業務のために海外へ行く必要があり、たとえ中国との通関が出来なくとも、海外出張の障害を最小限に抑え、金融業界の発展を促進するために、最初に国境を開放すべきだと考えています。そのため、香港政府は11月をその「デッドライン」としていると報じられています。
11月は、香港にとって非常に重要です。香港金融管理局は、11月に大規模なサミットを開催する予定であり、その際に世界の金融機関が参加し、国際金融センターとしての香港にとって重要な機会であるからです。また、国際的に有名な香港セブンズという7人制ラグビーの大会も11月に開催され、世界中からチームが香港に来て参加する予定です。
現在、香港の入国検疫期間は7日ですが、香港政府はホテルの検疫期間を7日から5日又は4日に短縮することを検討しており、同時に健康コードシステムを導入し、残りの2、3日は自宅待機とすることを考えています。