【香港ローカル ニュース vol. 6】
香港全域208の学校の生徒が一致して運動を起こす!
香港の若い人たちは、大陸と香港だけでなく、大陸と海外を比較する情報を持っているため、政治的な信念からではなく、中国の今の体制に呑み込まれる事を嫌い、月曜日の登校前に人の鎖を作るというような自発的な抗議活動をしているようです。
〜頭條日報 HEADLINE DAILYから〜
『条例改定関連』香港全域200校以上の中学(香港の中等学校教育は日本の中学・高校に該当)で、登校前の学生らが「人の鎖」で政府への抗議をアピール
香港政府に対する「逃亡容疑者引渡条例」の改定案反対の請願を中学生がアピールした。ネットでの呼びかけや互いの携帯電話での連絡で、登校前の朝6時台から手を繋いで長い人の鎖を作り、学校を取り囲むように静かな抗議を行った。これには、カトリックミッション系の名門中学校を含み、香港・九龍・新界の全域で行われた。一部の学生は、請願の内容を記したポスターなどを手に持ったり、体に貼り付けて街頭に立った。
高級住宅地の何文田(Ho Man Tin)地区でも17校の学生が7時半頃より集まり始め、ここでは「暴徒はいない。暴政があるのみ」「香港人 がんばれ」などのスローガンを叫ぶ声もあった。
また佐敦 (Jordan )尖沙咀(Tsim Sha Tsui )地区の学校では、メソジスト中学、司教座女子中学、カノッサ聖マリア学院などの学生が街頭に並び、横を通り過ぎる自家用車も警笛を鳴らして、学生の活動に唱和していた。旧空港跡のある九龍城でも、香港兆基創意書院および民生書院などの学生が人の輪を作っていた。
他に高級住宅地が隣接する九龍塘(Kowloon Tong)でも9校の学生が人の鎖を作り、こちらでは現役学生に卒業生も加わり、抗議者の要求する五大訴求(五つの政府への請願)のうち、条例草案撤回のみという政府提案は受け入れられるものではないことをアピールしていた。
香港島でも、有名校である皇仁書院や聖パウロ中学などの学生が、地下鉄駅周辺で人の鎖を築いた。観光名所としても知られている香港島南部の赤柱 (Stanley)では聖ステファノ学院の外で、旧警察署の方向に向かって人の鎖が長く伸びた。
デモ隊への暴力が起こった沙田 (Sha Tin)では、5つの学校の生徒と卒業生が活動を行った。白シャツ隊の黒社会成員が、黒シャツ隊のデモ参加者を襲う事件が発生した元朗(Yuen Long)では11の学校生徒が参加した。
午前8時、学校のチャイムが鳴ると、学生たちは解散して学校に向かった。今回、ネット上の呼びかけのメッセージから、香港全域で208の学校生徒が加わったことになるということだ。
(出典元)
頭條日報 HEADLINE DAILY
【修例風波】全港逾200所中學學生校友築人鏈