【香港ローカル ニュース Vol. 156】
政府は22日に予算内容を発表:財政を安定化させる必要性
今月22日には新予算が発表されますが、消費券をはじめとする「プレゼント」は継続されるとの期待があります。 政府の財務担当者は12日のブログで、「予算の内容はまだ確定していないが、コロナ流行後の経済は徐々に回復し、失業率も徐々に低下しており、来週には最新の失業率が発表され、今後も改善が続くと予想される」と述べています。
金融関係者は、「今月初めに中国本土や国際社会との交流が全面的に再開されて以来、香港への訪問者数は増加しているが、流行前の水準にはまだかなり遠く、観光・小売、飲食、輸送・物流などの分野は、社会の回復とともに徐々に成長を取り戻していくだろう」と指摘しました。
次期予算については、「毎年、予算編成はチャレンジングであり、その背景や内容も異なっている」と述べました。 今年の課題は、景気はまだ温まっておらず、回復の勢いをさらに強める必要がある中で、財政の規律と持続可能性を維持しつつ、いかに国民生活と経済を安定させるか、という点にあります。
レストランの収益が改善
また国勢調査統計局によると、「昨年末に小売業が若干改善し、最新の数字では飲食業も改善した」と指摘しました。 先月発表された昨年12月のレストランの総売上額は、前年同月比1.5%増の約90億香港ドルとなり、3カ月連続で増加となり、それまでの8カ月間の減少から一転して増加に転じました。 金額ベースでは、12月の外食総売上は3年ぶりの高水準となりました。 回復期には、地元消費の回復や観光客の増加により、外食業の収益はさらに改善し、個々の月では総収入は100億香港ドルにまで回復すると思われます。 例えば市場が活況を呈した2018年には、外食の総収入が100億香港ドルを超えた月が5回ありました。
また、「他の多くの産業が不況から徐々に回復しつつあり、商品やサービスをいかに消費者のニーズに近づけ、さらには革新的な消費者ニーズをリードするか、さらにデジタル化をうまく活用して業務効率を高め、消費者の好みをより迅速に把握することが、企業の競争力を強化する重要な課題となっている」と述べました。
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