【香港ローカル ニュース Vol. 101】
海外旅行に気軽に行けない今、香港では日本食品に対する需要が増え続けていますが、日本酒もその中の一つです。ここ数年、日本酒と中華料理のペアリングブームなどもあり、日本酒に月3,000香港ドル(約45,000円)ほどを使うと答える人もいました。
日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO)によると、香港は2021年までに15年連続で日本食品の最大輸出先、日本酒の最大輸入市場となり、2020年と比べて約57%増でした。日本農林水産省(MAFF)の最新データによると、香港の日本酒輸入額は1リットル当たり2,350円(約159香港ドル)で、世界一となります。
最近の日本酒のシーズンでは、レストランもすでに仕入れを終えましたが、残念ながら午後6時~翌午前5時まで店内飲食が禁止になりました。多くの人が家族の集まりの為にお酒を購入するだけに留まり、これまでを10本とすると2本まで減りました。ただ最近、家族の集まりなどもまた増えているようで、これから売上を伸ばせる見込みがあります。
香港では「獺祭」、「十四代」、「黒龍」、「梵」などの無濾過生原酒も大人気で、JFOODOでは今後、小売店の店頭で積極的にプロモーションを行っていこうと検討しています。
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